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〈商品説明〉
ペルシャ南部現在の南イランの遊牧民が織る「毛足の長い敷物」という意味の手織絨毯、ギャッベ。
GABBEH、ギャベ・ギャッペとも表記されている。
遊牧民達は羊を放牧しながら、テント生活で移動を続ける。その暮しの中でギャッベは織り伝えられる。
サイズ 96cm×59cm
素材 ウール
産地 ペルシャ南部(現イラン)
〈仕入れの話〉
仕入れの倉庫の中で、輝いて見えた。幾何学でもない、風景でもない。黄色、黄緑、若草色、深緑が絶妙に混じりあうきらめきは、生命の循環を表している。
草木で羊毛を染めるとき、緑色は一度では染められない。まずはザクロの実の皮とジャシールという野草を染料に黄金色に染める。次に青に染めるインディゴの釜で煮て緑色に発色させる。黄色の濃淡、インディゴの染時間によってバリエーション豊かな緑色が生まれる。
このマットの周りをぐるぐる回ると毛並みと光の反射でマットがキラキラ輝きだす。生きているようだ。