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SOLD OUT
〈商品説明〉
大きさ、すかし方、組紐の色味の配置、持ち手、裏面の処理の美しさ等、シンプルながらも随所に意匠のひかる逸品です。
会津地方ではミヤマカンスゲを「ヒロロ」と呼び、蓑や菅笠の材料として利用してきました。製作者である下田秀雄さんは群馬在住であるため、材料をヒロロと表記せず、深山寒菅(ミヤマカンスゲ)としておられます。
サイズ 縦19㎝(持ち手を含むと29cm)×横29㎝×マチ12㎝
素材 ミヤマカンスゲ
産地 群馬県
〈仕入れの話〉
材料であるミヤマカンスゲは雪国でも枯れることの無い常緑の多年草です。9月上旬にその細く長い葉を採取し、軒下での陰干し、天井裏での乾燥を経て組紐に綯い、組紐を手提げ等に編みあげます。9月に採取するのは葉の繊維が弱くなく、固くなく、干しても緑色が損なわれないのが
9月上旬だからとか。
きちんとした品の良いご婦人のような印象の籠。内側の処理が美しいので内布をつけるが必要ない。まことに潔いことです。
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